アニッシュの記事 2014年05月

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ノルウェー・チェスに参加することが決定

[2014.05.20]

大きな挑戦

 アニッシュがノルウェー・チェスに参加することが決定しました!

 この大会は、6月2日~13日にノルウェーで行われるチェス大会で、現在世界ランキング1位、2位、3位のカールセン、アロニアン、グリシュックはじめ世界トップ・プレーヤー10人による招待制トーナメント(総当り)です。参加者の平均レーティング2774、考えられる限り今現在世界最高峰の大会でしょう。

 天才少年アニッシュ・ギリにとっても、この大会への参加は大きな挑戦です。彼の力がどこまで通用するのか、今から楽しみですし、1月ヴァイカンゼーで準優勝した勢いをそのままに、優勝をねらってほしいと思います。応援をよろしくお願いします。< 大会公式サイト

 ヴァイカンゼーの棋譜解説が日本語に!

 さて、話かわりますが、アニッシュが書いたヴァイカンゼーの棋譜解説がすべて日本語になりました。どうぞご覧ください。

 ヴァイカンゼーのゲーム解説 (日本語)

 なお、関連の記事は こちら です。

 

アニッシュの棋譜解説を日本語で

[2014.05.16]

  ヴァイカンゼー大会 で堂々の準優勝だったアニッシュの自戦記を日本語でご覧いただけます。 初・中級者には少々難しいのですが、チェスのトップ・プロがどのように考えて試合をしているかがよく分かり、楽しんで読めると思います。内容は上級者でも大いに勉強になるでしょう。以下にそのサンプルを掲載します。

 ゲーム解説:ギリ - ナイディッチュ (日本語解説)

position

giri

© Official website

 上図は、ギリ対ナイディッチュ戦の一場面。今黒が 15...Qd5-a5+ と指したところです。白番で次の手、ぜひ考えてみてください。そして以下の解説を読んでみてください。

 以下の青色の部分がアニッシュ自身の解説であり、【 】は訳者の補足です。

上図から

16. Qd2 !!

 正直に言うと、この手は自分に酔ってしまうくらいに自慢の一手だった。

 この手が選択肢のひとつだと思っておよそ10分から15分の時間を使ったが、 一度考えてみると、きっちりそれで勝ちだということがはっきりしてきた。 キングをどこに動かしてもそれぞれにデメリットがあるのだが、 そうはせずに、クイーンを交換することがさらにパワーのある攻撃につながることに注目してほしい。

 【チェスでは攻撃している方は駒交換をさけ、受けに回っている方が駒交換をねらうのが普通だ。 アニッシュの手 16.Qd2!! はその常識を完全にくつがえす絶妙手だ。】

 これで白の勝ちですって??? 続きは、 ゲーム解説の本文 で!

 最後の局面からもうひとつ抜粋です。次の局面、黒が 30... e6-e5 と指した直後です。白番ですが、メイトを読み切って下さい。

position

 黒が選んだのは自分がメイトされる方の道だった。(30... e5 ではなく) 30... Rg8 がオンリー・ムーブ(絶対の一手)。 それでも負けは負けなのだが・・・。

 31. Rxg8 Rxg8 32. Rc5+ Kf4 33. Rxa5 このように黒は非常に活発なキングのおかげで、当面のトラブルはさけることができる。 だが、ピース1個の差は大きく、やはりピース1個の差なのだ。

31. Rg5+ Kf4

32. Kf2 Rf8

33. Rh7 1-0

 以上、アニッシュの解説でした。ゲームの最後の局面です。33手目の次はRh4# がふせげないので 黒がリザインしています。白のアニッシュは図から正解の31.Rg5+ として簡単にメイトまで持って行きました。しかし、実戦では決して簡単ではないでしょう。 もちろん図の局面からはどのマスターも瞬間に読み切れるレベルですけれども、図で相手がリザインしなかったのは、自分の負けを納得するためだったと思われます。

くわしくは、 ゲーム解説の本文 で!


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[2014.05.13]

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ヴァイカンゼーにて © Frans Peeters

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