アニッシュの記事 2012年10月


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ウニフェ・チェス・トーナメント 2012 

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10月21日~27日

ウニフェ・チェス・トーナメント 2012 (オランダ)

公式サイト      ライブ (映像つき)

1~6ラウンドの 全棋譜 (解説なし)


[2012年 10月28日]

 6ラウンド アニッシュは最後もドローに終わる

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アニッシュ・ギリ対ホウ・イーファン © Livesteam
 

 最後も、アニッシュはドローを避けて白の優勢は確保したのですが、 ホウ・イーファンに正確に応じられてドローに終わってしまいました。 アニッシュは勝率50%を割り、ナカムラの独走を許しました。 また、ホウ・イーファンに負けてもおかしくないゲームもありました。それらの点から考えれば、 残念ですが、かなり課題の多い大会になりました。

 次回には立ち直ってアニッシュらしいチェスを見せて欲しいものです。

 アニッシュの棋譜だけでなく、全棋譜をビューワーで鑑賞できます。 2012_10unive

順位 氏 名 Rating 得点
ナカムラ,ヒカル 2786 x x ½ 1 1 ½ 1 ½ 4.5
ティヴィアコフ,セルゲイ 2659 ½ 0 x x ½ ½ ½ 1 3.0
ギリ,アニッシュ 2730 0 ½ ½ ½ x x ½ ½ 2.5
ホウ,イーファン 2605 0 ½ 0 ½ ½ ½ x x 2.0

 

 ヒカル・ナカムラの圧倒的な優勝

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開会式のホウ・イーファン © Official site

 最終局、ティヴィアコフは黒番ながら勝てば優勝というチャンスでした。しかし意識のし過ぎか、 冷静なナカムラの威圧の前に力尽きました。それにしてもティヴィアコフは、最終局以外は予想以上に良いゲーム内容だったと思います。 一方、ヒカル・ナカムラは大会前のインタビューで本人も認める「スランプ」状態だったかもしれません。が、この大会はヒカル・ナカムラが初戦にアニッシュ・ギリを破り、以後、独走になった圧倒的な優勝でした。 いい気晴らしになった・・・くらいの、ナカムラの実力を見せつけた大会となりました。

 また、どのくらい戦えるか注目された世界女子チャンピオンのホウ・イーファンですが、アニッシュや、ナカムラを追い詰め、苦しめたゲーム内容は評価されるべきです。しかし、最下位でした。勝つことができず、結果が出なかったのは、本人が一番くやしいと思っていることでしょう。

[2012年 10月27日]

 5ラウンド 覇気なくドロー

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2009年に参加したアニッシュ © Official site

 ティヴィアコフに黒番で対戦し、かなり押し込まれたものの何とか守り切ってドロー。 アニッシュは2009年からこの大会に出場していますが、今年は何か覇気がないように感じます。 ナカムラはホウ・イーファンにかなり攻めこまれ、危ない場面もありましたが、ドローに逃げました。 このゲームはホウの女子世界王者の意地が見られたと思います。

 さあ、あと1ラウンド。白番でホウ・イーファンとです。不調の大会の最終戦、普通なら早々に店じまいするところなのでしょうが、 できれば最近ごぶさたの勝ちをねらいに行ってもらいたいところです。

 4ラウンド ヒカルへのリベンジならず

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開会式 © Official site

 レスト・デイをはさんで、後半戦に入りました。アニッシュが白番でヒカルと対戦する大切な4ラウンドだったのですが、 なぜか20分の遅刻をしたアニッシュ。ゲームの方も乗りが悪く、中盤でドローとしました。これで優勝はほとんどなくなりました。

 一方、昨年オープンクラスで優勝したティヴィアコフが、ホウ・イーファンに勝ち、ヒカルを追いかけます。

[2012年 10月24日]

 3ラウンド またもやドロー

 3ラウンドは、ギリ・アニッシュ対ティヴィアコフ。ナカムラ対ホウ・イーファン。アニッシュは、ここらへんで勝ちが欲しいところですが、どうでしょうか。また、ナカムラ対ホウも好カードです。

 結果は、アニッシュがまたもやドロー。どうも主導権を握れません。ナカムラはホウ・イーファンと序盤から激しい打ち合いの末につぶしてしまいました。やはり強い!

 前半戦が終わり、これでナカムラが+2の圧倒的な首位です。イーブンのティヴィアコフが2位で、-1のアニッシュとホウが続きます。アニッシュはここまでいいチェスができていません。明日はナカムラに白番で対戦ですから、リベンジを期待しましょう。

 FIDEグランプリ、ヨーロッパ・クラブ・カップでのアニッシュの棋譜

 ところで、FIDEグランプリ、ヨーロッパ・クラブ・カップでのアニッシュの棋譜が今までアクセスできなかったようです。 申し訳ありません。解説はついていませんが、それぞれ[ グランプリ ]と[ ヨーロッパ ]から閲覧できるようにしましたのでお知らせします。

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2ラウンド 第1シード、ヒカル・ナカムラ © Livesteam

[2012年 10月23日]

 2ラウンドは辛くもドローに逃げる

 アニッシュはホウ・イーファンの猛攻撃を浴び、どうなることかと思いましたが、 女子世界チャンピオンが持ち時間不足からのミスに乗じて何とかドローに逃げました。 ナカムラもティヴィアコフに対して主導権を握りながらドローに逃がしています。

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2ラウンド ホウ・イーファン(左)とギリ(右) © Livesteam

[2012年 10月21日]

 1ラウンドはナカムラに屈する

 非常に残念ですが、1ラウンドはヒカル・ナカムラのエンドゲームに屈しました。 ゲームはアニッシュのペルリンに対して、ナカムラが新しい戦法でプレッシャーをかけてきました。 それでも一時は互角のエンドゲームになったのですが、両者持ち時間切迫の中、ナカムラの強力な攻めに押し切られました。

 しかし、昨年も1ラウンドはクラムニックに対してボロ負けから始まり、それから盛り返したのですから、 今年も期待していいでしょう。一方のホウ・イーファン対ティヴィアコフの試合は、 ホウが先手を取り続けましたが、ティヴィアコフがうまくドローに逃げています。

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1ラウンドのアニッシュ・ギリ © Livesteam

[2012年 10月21日]

 1ラウンド開始

 アニッシュにとっては地元オランダで、ティヴィアコフとともに世界的な強豪を迎え撃つウニフェ・クラウン・グループ、 その1ラウンドが始まりました。1ラウンドはヒカル・ナカムラ(米国)対アニッシュ・ギリ、 そしてホウ・イーファン(対ティヴィアコフです。アニッシュはヒカルに対して鉄壁のベルリン・ディフェンスで対抗。一方、世界女子チャンピオンに黒番で向き合うティヴィアコフはフレンチのルビンスタイン・ヴァリエーションという定跡を選択しました。

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1ラウンドのヒカル・ナカムラ © Livesteam

 この大会は地元チェス・ファンが楽しむためのトーナメントが並行して行われていて、昨年紹介された通り数百人規模の大きな大会です。その中で行われるクラウン・グループの4人が総当たり白黒2局ずつ行うトーナメントは、全6ラウンド、参加者だけでなく世界が注目する豪華なエキシビションとなっています。マスター・グループには、これまでに日本からも羽生善治さん、山田弘平さんが出場しています。日本でもこんな大会ができたらどんなにいいでしょう!

 ライブ中継は、棋譜もそうですが、ライブ映像もきれいで楽しめそうです。 アニッシュを応援しつつ、ぜひ世界レベルのチェスに触れてみてください。

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クラウン・グループの会場にて © Livesteam

[2012年 10月20日]

 アニッシュが今年もウニフェ大会のクラウン・グループに参加します。これは、強いGMも参加するオープン・クラスや、アマチュアが参加するようなさらに下のクラスのエキシビションとして行われるクラスであり、トップ・プロ4名による総当り戦です。他の3名は、ヒカル・ナカムラ(USA)、セルゲイ・ティビアコフ(オランダ)、ホウ・イーファン(中国)です。

 昨年はアニッシュがクラムニック、ポルガー、ヴァシエ・ラグラーヴを迎え撃ち、 アニッシュがクラムニックに次いで2位となりました。

 今年も、誰もが強豪ですが、アニッシュがねらうのは優勝でしょうし、一体どんなゲーム展開になるのか興味の尽きない大会となるでしょう。

 

 

 

ヨーロッパ・チェス・クラブカップ2012(エイラット、イスラエル)

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10月10日~18日

[2012年 10月18日]

 7ラウンドのチーム戦が終わりました。アニッシュのチームSHSM64は優勝候補でしたが、34チーム中第3位でした。 アニッシュ自身は6ラウンドに出場し、3勝1敗2ドロー、勝率66.7%は、それほど悪くありませんが、 彼のようなスーパーGMとしては不満の残る結果になりました。

 21日からは母国オランダに戻り、昨年同様ウニフェ大会に出場します。 今年も国外のスターを招待しての4人総当たり戦、クラウン・グループに出場します。 アニッシュ以外の3名は、世界が注目するヒカル・ナカムラ(米国)、女子世界チャンピオンのホウ・イーファン(中国)、 そして元オランダ王者のティヴィアコフ(オランダ)です。期待しましょう。

[2012年 10月14日]

 アニッシュはヨーロッパ・クラブカップにSHSM64(モスクワ)チームの一員として参加しています。 チーム・メイトはロンドンで優勝のゲルファント(イスラエル)、ワン・ハオ(中国)、レコ(ハンガリー)、 ライザンツェフ(ロシア)、グラチェフ(ロシア)、ナイェール(ロシア)、ポトキン(ロシア)です。

アニッシュのゲームを追うと、1ラウンドはイスラエルの若手GMロードシュタインを破りましたが、 2ラウンドでドイツの覇者ナイディッチュに破れてしまいました。 白番ながら序盤で悪くして短手数で終わるパターン。最近そのようなゲームが続いているようで心配です。 3ラウンドは休み。そして、現在4ラウンドが行われています。

公式サイト      ライブ


[2012年 10月05日]

イベント情報更新を更新しました。 [ イベント情報 ]



ロンドン FIDEグランプリ・チェス・トーナメント

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© Fred Lucas

 

公式サイト      ライブ映像      ライブ中継(チェスボム)

棋譜鑑賞

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クリックしてください © Official site

[2012年 10月04日]

 トパロフ、ゲルファント、マメジャロフの3人による同時優勝 <11ラウンド>

 アニッシュはトパロフの黒番にうまく対応して互角のエンディングにもっていきました。 しかし、相手のトパロフは優勝がかかっています。アニッシュも戦う気満々で、安易にドローになりません。 真正面から勝負に行きましたが、気力が空回りしたようなゲーム進行になり、結果的にトパロフの大逆転優勝に手を貸してしまうことになりました。

 単独トップだったマメジャロフがドロー、追っていたゲルファントとトパロフが勝ったことで、 最初のグランプリは、トパロフ、ゲルファント、マメジャロフの3人による同時優勝に終わりました。

 結果だけみればアニッシュは1勝もできずに3敗でナカムラと同率最下位。期待に反する大会になってしまったのが残念です。 しかし、参加者中一番若いアニッシュにとっては、大きな経験です。 次回のグランプリ大会にはこの鬱憤を晴らしてくれるでしょう!

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3人の同時優勝(左から3名) © Official site

[ 順位表とクロステーブル ]参照 

 勝負をしたい気持ちが仇に <10ラウンド>

 アニッシュは、同じく不調のヒカル・ナカムラに黒番でした。ヒカルはアニッシュの固いペトロフに対し、 クイーンを交換してドローになりやすい作戦です。白としては珍しい選択でした。 アニッシュは、しかし、危険を承知でアンバランスな局面に誘導します。勝負をしたい気持ちは伝わりましたが、 指し過ぎで、Nd5? Be5? のミスが出て、それが仇になりました。 ナカムラの美しいプレーク・スルー(突破)を許してしまいました。

 アニッシュが2敗となり、とても残念です。しかし、アニッシュの戦う気持ちが面白いゲームをつくったといえるでしょう。 明日はトバロフと。

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アニッシュ(左)とトパロフ(右) © Official site

[2012年 10月02日]

 大きく動いたラウンド アニッシュは惜しくも1勝届かず <9ラウンド>

 トップ交代。長くリーダーだったゲルファントがとうとうグリシュックに負けてトップ落ち。第1シードのナカムラの連敗が止まらず。トパロフが黒番でイワンチュックを撃破! 大きく動いたラウンドの後、トップはドミンゲスを仕留めたマメジャロフです。

 アニッシュは終始イニシアティブをとりましたが、こちらは惜しくも1勝に届きませんでした。インタビューで「がんばったけど、どうしようもなかった。」という口調に悔しさがにじみます。いずれにせよ、あと2局はいいゲームで、できれば1勝あげて50%を確保して欲しいものです。

 

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対局会場 © Official site

[2012年 09月30日]

 ゲルファントの攻めをしのぎ切ってドロー <8ラウンド>

 前世界選手権挑戦者ゲルファントはここまでトップを走っています。黒番で対したアニッシュは、 好戦的なキングズ・インディアンを選択しましたが、ゲルファントのサクリファイスで猛攻を浴びて、反対にバラバラな陣形にされてしまいました。 しかし、長く続いたゲルファントの攻めをしのぎ切ってドロー。勝率5割以上の望みをつなぎました。

 アニッシュは1敗以外すべてドローですから借金1の成績です。世界トップレベルの大会ですから、 この成績でも悪くはありません。何しろトップ・シードのナカムラが4敗で最下位ですから、全員の差は紙一重!

 優勝は無理だとしても、ここを耐えているので、あと3ラウンドで勝率5割とする可能性は十分です。 グランプリは成績の良い大会3つまでの成績で挑戦権の椅子を争う大会です。 ですから調子悪い大会でも順位をあげておくことが重要なのです。

 とにかく、・・・1勝が欲しい!

 大会は、ゲルファントがリーダー、0.5差で2位マメジャロフ。この2人をグリシュック、トパロフ、レコの3人が追っている展開です。優勝圏内はここまででしょう。この後、レスト・デイをはさんで、アニッシュはカシミャノフ、ナカムラ、トパロフの順に当たります。

 

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© Official site

[2012年 09月29日]

 ポーンを捨てて攻めるもドロー <7ラウンド>

 グリシュックとゲームは白番 1.Nf3 から、シシリアンのカン・ヴァリエーションに変化しました。 アニッシュは中盤にポーンを捨てて攻めるも最後はドローのエンディングになりました。 このラウンドは白番で勝負をかけるところ。グリシュックはいつもの持ち時間不足だったにもかかわらず、 そのハンディを生かせませんでした。現在12人中9位。

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© Official site

[2012年 09月28日]

 レコに対し黒番で積極的に勝負する <6ラウンド>

 レスト・デイをはさんで後半戦が始まりました。6ラウンドは、黒番でハンガリーのレコと。 今回は、ペトロフではなく、シシリアン・ナイドルフという積極的な定跡を選択し勝負に行きました。 結果はドローでしたが、だんだんアニッシュの気持ちが高まってきたように思います。 明日の白番でグリシュックと対戦は、おそらく勝負どころでしょう。がんばれアニッシュ!

[2012年 09月25日]

 ペトロフで危なげないドローにする <5ラウンド>

 5ラウンドは、黒番でイギリスのマイケル・アダムスと。長くスーパーGMの位置にいるプレーヤーです。 アニッシュは得意のペトロフで、今回は危なげなくドローにする。それにしても3ラウンドの1敗(マイナス1) がアニッシュの成績に影を落としています。今日はレスト・デイ。ここで気持ちをしっかりと切り替えてもらって、 後半の巻き返しに期待したいと思います。

 

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 ここまでは-1の体たらく・・・。 だけど流れが変ればまだ分からないからね!  明日はレスト・デイなので、ちょうど良かった。次はレコに黒番。(^_^;)  [アニッシュ]

 

[2012年 09月24日]

 しっかりとドローに <4ラウンド>

 4ラウンドは、白番でチェス界大御所のイワンチュックとでした。パンチの応酬があり、 アニッシュが苦しいかと思う場面もありましたが、しっかりとドローにしました。 前のラウンドが乱調だったので、これはこれで価値あるドローだったと思います。 次は、黒番でマイケル・アダムスと。

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© Official site

[2012年 09月24日]

 21手でアニッシュがリザイン <3ラウンド>

 マメジャロフは、アニッシュやカルアーナ(イタリア)世代が出る以前の世界ジュニア・ナンバー・ワンでした。 事実、かつて世界ジュニアに楽勝(?)しています。3ラウンドはアニッシュの黒番でそのマメジャロフと対戦します。

 試合開始から2時間、21手でアニッシュがリザインしました。一体どうしたのでしょうか? プレパレーションに問題があったのか、13手目から怪しい局面になっていました。これだけあっさり負けたのですから、気持ちを切り替えて次に備えて欲しいものです。がんばれ、アニッシュ!

[2012年 09月23日]

 まずまずの出だし <2ラウンド>

 2ラウンドは、直前の大会でシャットアウトされた苦手のワン・ハオに白番でした。 ゲームは両者硬直状態が続き、どちらからも仕掛けることができず、一番早くドローで終わりました。 2戦2ドローは、このようなハイレベルのトーナメントでは、 アニッシュとしてはまずまずの出だしと言えるでしょう。

 少し苦しかったと感じていたのはアニッシュの方で、ワン・ハオは時差ボケからか、 眠くて集中できなかったとインタビューで答えていたところを見ると、 それに助けられたのかもしれません。

 リードしているのはレコとゲルファントの2人。 どちらも元世界選手権挑戦者です。アニッシュがどこまで迫れるのか楽しみです。

 公式サイトが英語でよくわからない方のために、この記事の一番下に参加者と得点表を公式サイトからコピーして掲示しておきます。また、ゲームはこのサイト内でアニッシュ以外のゲームも 閲覧できる ようにしてあります。

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1ラウンドのアニッシュ © Ray Morris-Hill

[2012年 09月22日]

 押し気味ながらドロー <1ラウンド>

 すでにアニッシュは1局目は黒番でキューバのドミンゲスと対戦し、 黒番ながら、べトロフが成功し、ポーンアップで押し気味に試合を進めましたが、 相手はエンディングを正確に応じてドローとなっています。

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 ロンドン・グランプリでの最初のゲームが終わった。 必殺のペトロフで勝利まであと1歩だったのになあ・・・! 明日はワン・ハオと。(^_^)  [アニッシュ]

 

 世界選手権予選、グランプリの始まりはロンドンから

 ぎりぎりになって主催者から参加を許されたアニッシュ・ギリが、 9月21日からロンドンで始まったチェス・グランプリに出場します。 この大会に出るためにオリンピアードへの参加が遅れてしまったことは記憶に新しいでしょう。 FIDEグランプリは、FIDEが新たに決めた世界選手権の挑戦権を得る予選のひとつです。 決められた大会に、決められた回数出場して、その順位でグランプリ・ポイントを競います。 その第1戦がこのロンドン大会です。

 このサイトでもご紹介しますが、他のサイトでもかなりいろいろカバーしています。特に、 公式サイトも気合が入っていて、対局の模様は、大写しのライブ映像付きで夜10時くらいから、 以下のサイトで見ることができます。また、ビデオ・レポートも秀逸で英語が理解できれば面白いでしょう。

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1ラウンド開始前 © Fred Lucas in Official site

 順位表 

順位 番号 氏名 ELO 国名 得点
1 3 トバロフ,ベセリン 2752 ブルガリア 7
2 11 ゲルファント,ボリス 2738 イスラエル 7
3 6 マメジャロフ,シャフリアー 2729 アゼルバイジャン 7
4 10 グリシュック,アレクサンダー 2754 ロシア
5 12 レコ,ペーター 2737 ハンガリー 6
6 5 ワン・ハオ 2742 中国
7 8 アダムス,マイケル 2722 イギリス 5
8 7 イワンチュック,ワシリー 2769 ウクライナ 5
9 1 カシミャノフ,ルスタム 2684 ウズベキスタン
10 4 ドミンゲス,ペレス,レルニエ 2725 キューバ
11 9 ギリ,アニッシュ 2730 オランダ 4
12 2 ナカムラ,ヒカル 2783 アメリカ合衆国 4

得点+タイブレーク順。上位3名が同時優勝。

 クロステーブル

 

順位 番号 氏名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
8 1 カシミャノフ * 0 ½ ½ ½ 0 ½ 1 ½ ½ 0 ½
12 2 ナカムラ 1 * ½ ½ 0 0 0 0 1 ½ 0 ½ 4
3 3 トバロフ ½ ½ * 1 ½ ½ 1 ½ 1 ½ ½ ½ 7
11 4 ドミンゲス ½ ½ 0 * ½ 0 ½ ½ ½ ½ ½ ½
6 5 ワン・ハオ ½ 1 ½ ½ * ½ ½ ½ ½ ½ 0 ½
1 6 マメジャロフ 1 1 ½ 1 ½ * ½ ½ 1 0 ½ ½ 7
9 7 イワンチュック ½ 1 0 ½ ½ ½ * ½ ½ ½ ½ 0 5
10 8 アダムス 0 1 ½ ½ ½ ½ ½ * ½ ½ 0 ½ 5
7 9 ギリ ½ 0 0 ½ ½ 0 ½ ½ * ½ ½ ½ 4
2 10 グリシュック ½ ½ ½ ½ ½ 1 ½ ½ ½ * 1 ½
4 11 ゲルファント 1 1 ½ ½ 1 ½ ½ 1 ½ 0 * ½ 7
5 12 レコ ½ ½ ½ ½ ½ ½ 1 ½ ½ ½ ½ * 6

 

11ラウンドまでの最終結果